「子どもがご飯を食べてくれない」「食べ方にムラがある」「うちの子好き嫌いが多くて困っちゃう」子どもを育てていると必ずと言っていいほど直面する食についての悩み。
私も娘が小さいころには悩みました。上の子はとにかく肉が嫌い。下の子は野菜が嫌い。ホットケーキにみじん切りの野菜を混ぜて食べさせたり、お肉は食べる時に小さく刻んだり。今思うとほんと涙ぐましい努力をしたなあと思います。
子どもの食事については「食育」という言葉で表現されますね。
食育とは…「食育は、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けられるとともに、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てるもの。」(農林水産省HPより引用)
<食育で身に付けること>・食べ物を大事にする感謝の心・好き嫌いしないで栄養バランスよく食べること・食事の重要性や心身の健康・安全や品質など食品を選択する能力・地域の産物や歴史など食文化の理解など成長期の子どもに対する食育は、子どもたちが一生涯にわたって健やかに生きていくことができるよう、その基礎をつくるために行われるものです。(文部科学省HPより引用)
子どもの成長には欠かせない食育。だからこそ。食べなくてヤキモキ、いらいら。「あなたのためを思って作っているのに・・・」「こんなに私が頑張っているのに・・・」子どものためを思って頑張っているからこそ、食べなくて、悲しくなったり、怒ってしまったりしてしまいますよね。
保護者は子どもの将来を願って日々向き合ってる。優しい子に育ってほしい楽しく人生を歩んでほしい将来生活に困らないように勉強が好きな子になってほしい何より健康に育ってほしい食べることは生きること。食べることひとつの中に、あふれるほどの願いがこめられている。
子どもと向き合っていると、いろんな感情があふれてきます。つらくなったときは。その感情の奥にある「自分の願いに」目を向けてみてください。どんな願いが込められていますか。
そして。あなたのその願いは、大切にされているでしょうか。あなた自身は、大切にされているでしょうか。パートナーに、親に、そして自分に、あなたは大切に扱われていますか?
あなたが幸せでいることが、もしかしたら子供にとっては一番の食育かもしれませんよ。
(作成/はぴ)